少しでも多くの命を救うお手伝いをし、日本の獣医療に貢献するためにはー。
海外の優れた製品そのものをご提供するだけではなく、術式や術後の管理方法をお伝えし、製品を正しく安全にご使用いただくことが必要であると考えております。

そのために弊社では、ご提供している製品のドライラボセミナーを開催しています。

製品の開発者様、製造業者様、アメリカ・日本両国の獣医師様と密に連携しているサンエイアメリカだからこそできるサポートを全力で行います。

ACVS(アメリカ獣医外科学会)にて
SUBシステム製造元担当者と開発者

浅野和之教授とDr. Chick Weisse

SUBシステム(皮下尿管バイパス)
ドライラボ
【ラボ内容】
10:00~12:00 講義
13:00~16:00 SUBシステム実技実習

【実習で使用する器材(お1人様1セット)】
・SUBシステム
・Chick Weisse, VMD, DACVS 開発 シリコン製3D腎臓モデル
・腹壁モデル

器材はお持ち帰りいただけます。
SUB System 2.0
講師からのメッセージ
日本大学生物資源科学部
獣医学科獣医外科学研究室

浅野 和之 教授
最近の国内外の学会で皮下尿管バイパス(SUBシステム)移植術が話題となっており、猫におけるシュウ酸カルシウム結石などによる尿管の閉塞や狭窄に対し、その有効性が報告されています。 確かにSUBシステムはよく考えられたデバイスであり、尿管疾患の犬や猫に対して効果的であるのは間違いないです。しかし、その術式や術後管理の方法については十分理解しておく必要があり、 開発者であるDr. Chick Weisseもラボを受講してから、SUBシステムを使用することを推奨しております。
このラボは腎臓や腹壁のモデルを用いて可能な限り生体に近い状態を作り出し、術式を1から体験できるようになっております。そうすることで、SUBシステム移植時および移植後のトラブルを回避できる可能性があります。
また、SUBシステムは発展途上の治療法であり、決して完璧で確立された治療法ではありません。日々、情報交換がなされており、このラボはそのような情報についても参加者に提供しております。さらに、ラボ終了後には懇親会も行っており、疑問点や不明な点を気軽に意見交換ができるように努めております。
SUBシステムの使用を考えておられる先生方の受講をお待ちしております。
開発者からのメッセージ

Allyson Berent, DVM, DACVIM (SAIM)
Staff Doctor; Head of Interventional Endoscopyat Animal Medical Center

Chick Weisse, VMD, DACVS
Staff Doctor; Head of Interventional Radiology at Animal Medical Center
The Subcutaneous Ureteral Bypass (SUB)TM device has been used as the treatment of choice for various causes of ureteral obstructions in institutions and practices throughout the world. This device was created 8 years ago, and has since been tested for both safety and efficacy in hundreds of pets. The outcomes have been reported to be superior to other alternatives in both the short-term and long-term with low morbidity and mortality rates.
The key to successful placement and outcomes is training.
We offer training laboratories and full support by the inventors of the device (Drs. Allyson Berent and Chick Weisse), the distributors of the device (Norfolk Vet Products and Sanei America Corp), and instructors in the laboratories (Drs. Berent, Weisse and Asano).
The product is serially updated to make it as successful as possible. Sanei America Corp will only use and distribute the genuine device created by the experts with their full support.
SUBデバイスは、様々な原因による尿管閉塞の治療の選択肢として世界中の医療現場や医療機関で使われています。このデバイスは8年前に開発されて以来、多くのペットにおいてその安全性と有効性が試されてきました。その成果は、長期使用・短期使用のいずれにおいても罹患率と死亡率が低いとして、他製品より優れていると報告されています。
移植の成功と好結果の鍵となるのは、トレーニングです。
私どもAllyson BerentおよびChick Weisseは、このシステムの開発者兼ラボ講師として、浅野和之教授、販売代理店のNorfolk Vet Products並びにサンエイアメリカによるフルサポートを提供しております。
この製品は順次改善が重ねされています。サンエイアメリカは今後も、エキスパートたちにより作られたフルサポートのある正規品だけをみなさまにご提供します。
過去のセミナーの様子